IMF、「日本経済の中期的な見通しは弱いまま」
10月 05, 2016 19:24 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金が、報告の中で、日本経済の中期的な見通しは弱いままだとしました。
フランス通信がアメリカ・ワシントンから伝えたところによりますと、IMFは、最新の世界経済見通しを発表し、「安倍政権は、経済成長を促すためにさまざまな措置を講じているが、その見通しは弱いままだ」としました。
この報告では、「消費増税の先送りや今年夏の経済対策は、日本の経済にプラスの影響を及ぼしてはいるものの、世界第三位の経済国の見通しはそれほど明るいものではない」とされています。
IMFは、今年の日本経済の成長率予想を前回の予想から引き上げ、0.5%に、来年の見通しは0.6%としています。