ロシア外務次官、中距離核戦力全廃条約への違反でアメリカを非難
12月 31, 2017 18:35 Asia/Tokyo
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ロシアのリャブコフ外務次官
ロシアのリャブコフ外務次官が、日本へのミサイル防衛システムの売却は、中距離核戦力全廃条約への違反だとして、アメリカを非難しました。
フランス通信によりますと、リャブコフ外務次官は、声明の中で、アメリカのこの行動は、1987年に締結された中距離核戦力全廃条約への違反とされるとして、「この条約により、このようなミサイルシステムの配備は禁止されている」と述べました。
また、アメリカがこのようなミサイルシステムをロシア東部国境に配備することにより、ロシアが軍事計画において、それを無視することができない状況を生み出すとしました。
ロシア外務省のザハロワ報道官も、今月28日、アメリカのミサイルシステムをロシア国境付近に配備することは、日本とロシアの関係に悪い結果をもたらすことになるとしました。
ザハロワ報道官はまた、「ロシアは日本側の行動を地域の安全保障に向けた努力に矛盾する行動だとしている」と述べました。
日本政府は今月19日、ミサイル防衛システムのイージス・アショア2基を北朝鮮の脅威に対抗するために配備することを決定しました。
日本防衛省も、今月1日、射程距離900キロのアメリカ製ミサイルを、アメリカの企業から購入する計画を発表しました。
アメリカは、このミサイル防衛システムをロシア西部に近い、ルーマニアとポーランド付近の軍事拠点に配備しています。
専門家は、アメリカは北朝鮮の脅威に対抗するという理由で、ロシアを東からミサイルで包囲しようとしているとしています。
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