日本外相、ミャンマーのイスラム教徒の状況を懸念
1月 12, 2018 18:44 Asia/Tokyo
日本の河野太郎外務大臣が、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相とミャンマーの首都ネピドーで会談し、ロヒンギャ族のイスラム教徒の状況に関する懸念を表明しました。
共同通信が12日金曜に伝えたところによりますと、河野外相はこの会談で、日本はミャンマーのイスラム教徒難民のバングラデシュからの帰還を支援するとしました。
国連は報告の中で、ロヒンギャ族に対する暴力に懸念を示し、ミャンマー軍の犯罪は民族浄化の一例だとしました。
国連の統計によりますと、ロヒンギャ族のイスラム教徒数十万人が、昨年8月25日からのミャンマー軍の大規模な暴力により、バングラデシュに避難しています。
また、この中で、イスラム教徒6000人以上が死亡し、8000人が負傷しています。