SNSユーザーが、河野外相のイラン支持を賞賛
日本の河野外相が、米大統領によるイラン革命防衛隊のテロ組織指定を否定したことから、SNSユーザーの間で肯定的な評価を受けています。
一部ユーザーは、イラン支持を理由に河野外相を賞賛していますが、その一方で疑問視する人々も存在します。
トランプ米大統領は8日月曜、イランイスラム革命防衛隊をテロ組織に指定しましたが、その当日、河野外相は記者団に対し、「日本はアメリカの今回の行動に追随しない」と表明しました。
河野外相は、世界の報道各社の多くやSNSで報じられたメッセージにおいてきっばりと、「日本は、イランとの緊密な関係を維持しており、必要な事柄のすべてをイランに伝える意向だ。また、協議を通じての問題解決に向け協力を継続する」と語りました。
これらの発言から、河野外相はここ数日、同外相を支持するメッセージに多数遭遇すると同時に、特定の国際的な反動分子からの批判も受けています。
ツイッターのユーザーの一部は、河野外相がアメリカ大統領の決定に対抗したことに注目し、フォトショップで画像を加工し、河野外相を武器を手に戦うジェームズ・ボンドに見立て、世界一強い外相だと評価しました。
河野外相はツイッターで、「中東の安定維持にイランの役割は欠かせない」としています。
このため、一部ユーザーは同外相のコメントに対し、「河野外相は先見の明のない人物だ。イランのような国との長期的な友好関係を、極東アジアの平和をめぐる困難な協議を抱えたアメリカなど超大国との戦略的な利益よりも重視している」と皮肉っています。
河野外相のこのメッセージには1万7000人以上がアクセスし、多くはこれまで通り、世界の有力な外交官として同氏を支持していくと評価しています。
河野外相は別のコメントで、日本がアメリカの圧力に関係なく、イランとの友好関係を続ける旨を表明しています。
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