在日モスクが、新型コロナの影響でラマザーンの恒例行事を取りやめ
(last modified Sat, 25 Apr 2020 10:25:23 GMT )
4月 25, 2020 19:25 Asia/Tokyo
  • 在日モスクでのラマザーン行事が今年は取りやめに
    在日モスクでのラマザーン行事が今年は取りやめに

日本国内の各モスクが、同国での新型コロナウイルス対策のため、毎年恒例のイスラム教徒の断食月・ラマザーン期間中の祈祷、一日の断食終了後の夕食会=エフタールの実施を取りやめる等の措置を講じることになりました。

NHKによりますと、23日木曜、イスラム学者や各モスクの代表者などを含む在日イスラム教徒およそ100人が、ラマザーンの開始のしるしとなる新月の確認の有無を決定するため、テレビ会議を開催しました。

今回は、曇り空でラマザーン入りの判断基準となる新月の観測が困難だったことから、ラマザーン入りの是非をめぐり意見が分かれましたが、その後、日本に最も近いイスラム国のマレーシアの判断に従い、24日金曜からラマザーンに入ることが発表されました。

会議の参加者らはこれに先立ち、今年のラマザーンはモスクでの祈祷やエフタールを行わないことを申し合わせていました。

また、今回の決定を全ての在日イスラム教徒に通達するとともに、今年のラマザーンの一連の儀式はすべて自宅内で執り行うよう求めています。

さらに、聖職者らに対し、説教もオンラインで行うよう要請しました。

 

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