豪首相「イスラムヘイトを容認せず」/トルコが組織的なイスラムヘイトについて警告
3月 06, 2025 15:34 Asia/Tokyo
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オーストラリアのアルバニージー首相(左)/トルコのカマル・ブザイ外務次官(右)
オーストラリアのアルバニージー首相は、シドニー南西部にあるモスクに脅迫があったことを受け、「イスラムヘイトを容認しない」と述べました。
【ParsToday国際】シドニー西部エドモンソン・パークにあるモスク「オーストラリアン・イスラミック・ハウス」は4日、モスクへのテロ行為をほのめかす脅迫文がインスタグラムを通じて送られてきたと発表しました。脅迫文は、2019年にニュージーランド・クライストチャーチのモスクで起こった銃乱射事件に言及していました。
同国のアルバニージー首相は「オーストラリアはイスラムヘイトを容認しない」と事件を非難しました。
英、イスラムヘイト対策にワーキンググループ設置へ
英政府は、イスラムヘイト対策を強化するため新たなワーキンググループを設置することを決定しました。英国内では、イスラムヘイト関連の犯罪が増加傾向にあります。
トルコが組織的なイスラムヘイトについて警告
トルコは国連に対し、特に西側諸国でイスラムヘイトが増加していることについて対策をとるよう求めました。トルコのカマル・ブザイ外務次官は4日、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会の会合で、「極右勢力の伸長によりイスラムヘイトは日常的な問題となっている。各種調査によれば、イスラムヘイトは組織的に行われている」と述べ、対策を求めました。昨年公表されたデータでは、世界におけるイスラムヘイトの拡大にイスラエルが関与していることが判明しています。
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