大坂選手が反人種主義へ抗議 テニス女子全米オープンで
9月 01, 2020 20:05 Asia/Tokyo
テニスの4大大会・全米オープンで日本人のテニスプレーヤー大坂なおみ選手は、特別なマスクを着用して自らの人種主義への抗議を表現しました。
ファールス通信によりますと、大坂選手は全米オープン2020の女子シングルス1回戦を勝ち抜いた前後で、警察により射殺された黒人女性、ブレオナ・テイラーさんの名前が印刷されたマスクを着用していました。
これは、大坂選手が使用する7枚のマスクのうちの1枚にすぎず、7枚のそれぞれがひとりの人への敬意を表しています。
世界で最も獲得賞金が多い女性アスリートの一人である大坂選手は、米ニューヨーク滞在中にこれらすべてのマスクを使用することを、人種的不公正の注意喚起の機会としています。
2018年と2019年の全豪オープンを制した大坂選手は、「この事件はとても悲しいことだ。これらの人々の名前の数に対して7枚のマスクでは数が十分ではない。すべてをお見せするために決勝にまで進みたい」と語りました。
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