台風10号が九州南部に接近、鹿児島 宮崎 熊本が暴風域に
9月 06, 2020 18:58 Asia/Tokyo
大型で非常に強い台風10号が九州南部に接近し、鹿児島県、宮崎県、熊本県が暴風域に入りました。
NHKが、気象庁の発表として報じたところによりますと、台風10号は午後6時には、鹿児島県の屋久島の西70キロの海上を時速35キロの速さで北上しているということです。
また、この台風により鹿児島県の種子島で午後6時すぎに41メートル、宮崎県小林市では午後5時前に34.4メートルの最大瞬間風速を観測したほか、午後6時までの1時間には宮崎県椎葉村で42.5ミリ、熊本県湯前町の横谷で30.5ミリの激しい雨が記録されています。
台風は既に九州南部に接近しており、今後九州の西の海上を非常に強い勢力を維持したまま北上し、7日の午前中にかけて九州北部にかなり接近する事が見込まれ、また九州南部では6日夜遅くにかけて一部の住宅が倒壊につながる突風が吹くおそれがあります。
気象庁は、この台風がこれまでにない記録的な暴風や高波、高潮、大雨を招くおそれがあるとして、最大級の警戒を呼びかけています。
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