菅新内閣、起用確定の閣僚の顔ぶれ
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菅新内閣の閣僚の顔ぶれが確定
安倍総理大臣が臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめて総辞職し、16日水曜午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われます。
ＮＨＫによりますと、自民党の菅総裁が第99代の総理大臣に選出され、その後新内閣を発足させる予定で、閣僚の数はこれまでより1人増え20人になる予定です。
閣僚の数は内閣法によって17人を限度にすると定められています。ただ、特別措置法を制定して東日本大震災からの復興と東京オリンピック・パラリンピックの準備にそれぞれ専任であたる大臣を時限的に置いているため、直近では閣僚の数は19人にまで増えていました。
さらに、今回から大阪・関西万博の特別措置法に基づいて担当大臣が置かれることから、閣僚はさらに1人増えて20人となります。このうち、初入閣が5人、安倍内閣と同じポストでの再任が8人、ポストを変えて引き続き閣僚を務めるのが3人、閣僚経験者の再入閣が4人となっています。また、参議院議員が2人で、女性は2人となっています。
これまでに起用が固まっている、20人の閣僚の顔ぶれです：
▽副総理兼財務大臣：麻生太郎氏（再任） ▽総務大臣：武田良太氏（前国家公安委員長） ▽法務大臣：上川陽子氏（再入閣） ▽外務大臣：茂木敏充氏（再任） ▽文部科学大臣：萩生田光一氏（再任） ▽厚生労働大臣：田村憲久氏（再入閣） ▽農林水産大臣：野上浩太郎氏（初入閣） ▽経済産業大臣：梶山弘志氏（再任） ▽国土交通大臣：赤羽一嘉氏（公明党、再任） ▽環境大臣：小泉進次郎氏（再任） ▽防衛大臣：岸信夫氏（初入閣） ▽官房長官：加藤勝信氏（前厚生労働大臣。拉致問題担当大臣と沖縄基地負担軽減担当大臣も兼務予定） ▽復興大臣：平沢勝栄氏（初入閣） ▽国家公安委員長：小此木八郎氏（再入閣） ▽一億総活躍担当大臣：坂本哲志氏（初入閣） ▽デジタル担当大臣：平井卓也氏（再入閣） ▽経済再生担当大臣：西村康稔氏（再任） ▽行政改革担当大臣：河野太郎氏（前防衛大臣。規制改革担当大臣と沖縄・北方担当大臣も兼務） ▽オリンピック・パラリンピック担当大臣：橋本聖子氏（再任） ▽2025年大阪・関西万博担当大臣：井上信治氏（初入閣）
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