駐日米軍
玉城知事、「しかるべき説明を」 保育園落下物事故に対する米軍の不十分な対応に
12月 17, 2020 22:43 Asia/Tokyo
沖縄県の玉城デニー知事は17日午前、宜野湾市にある緑ヶ丘保育園の屋根に米軍ヘリに装着される部品が落下した事故を巡り、県警が「原因の特定に至らず」との検証結果を発表する見通しであることに、米軍の対応は不十分との認識を示しました。
沖縄タイムスによりますと、玉城デニー知事は県庁で同紙などの取材に答え、「もう少し連携して、しかるべき説明を尽くしてほしい」と述べました。
米軍はこれまでに、同部品の欠損などはないとして、ヘリからの落下を否定していたが、知事は「自分たちは関係ない、ということでは、十分な捜査ができない」と指摘しました。
また、米軍が否定したことで、保育園に「自作自演」などのの誹謗中傷が相次いだことについて、「極めて悪質に近い。絶対にやめてほしい。被害者、当事者の心情は、推し量れないぐらい非常に苦しいものがある」と述べました。さらに、保育園や学校上空の米軍機の飛行も「改善がみられない」として不快感を示しました。
この事故は、2017年12月に発生しました。
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