東京地検、「桜を見る会」疑惑に関して安倍前首相を不起訴
12月 24, 2020 20:49 Asia/Tokyo
東京地検特捜部が、桜を見る会疑惑に関して安倍前総理を不起訴処分としました。
日本の報道各社によりますと、「桜を見る会」前夜の懇親会をめぐる問題で、東京地検特捜部は24日木曜、政治資金規正法違反(不記載)などの容疑で安倍晋三前首相の公設第1秘書を略式起訴した一方で、嫌疑不十分で安倍前首相を不起訴処分としました。
略式起訴されたのは後援会の代表を務める配川博之公設第1秘書(61)で、起訴状などによりますと、同秘書は2019年までの4年間に参加者から集めた会費計約3000万円を後援会の収支報告書に記載しなかった、とされています。
桜を見る会」前夜の夕食会をめぐっては、2013年から2019年までの費用の総額2000万円以上のうち、少なくとも800万円以上を安倍氏側が負担したとされていますが、主催者側の「安倍晋三後援会」の政治資金収支報告書には、懇親会に関する収支が記載されていなかったことが発覚しています。
一方、今回の事件に関して野党は安倍氏の国会招致を公開の場で実施するよう要求しています。
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