日本の完全失業率、2020年は11年ぶりの上昇に コロナが影響
1月 30, 2021 19:34 Asia/Tokyo
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日本の完全失業率の上昇
総務省は29日、日本の2020年平均の完全失業率が2.8%となり、2019年に比べ0.4ポイント上昇したと発表しました。
日本は2020年、年間を通じてコロナウイルスによる経済悪化の影響を受けたことで、失業率が着実に上昇し、10月には3.1%に達しました。その後の数カ月はわずかに低下したものの、2020年全体の失業率は、2009年以来11年ぶりに上昇しました。2009年の失業率は、リーマンショックなど世界金融危機により5.5%を記録しましたが、その後は毎年低下していました。
武田良太総務相は29日の記者会見で失業率について触れ、「新型コロナウイルス感染症の影響が引き続き大きく表れており、今後も十分に注視していきたい」と述べました。
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