警視庁の元捜査1課長・寺尾正大さん死去 サリン事件などを指揮
2月 10, 2021 21:15 Asia/Tokyo
地下鉄サリン事件や「ロス疑惑」などの捜査を担当し「ミスター1課長」と呼ばれた警視庁の元捜査1課長、寺尾正大さんが78歳で亡くなりました。
NHKによりますと、寺尾正大さんは、警視庁の捜査1課長として地下鉄サリン事件をはじめとする事件の指揮にあたりました。
また、1981年にアメリカのロサンゼルスで日本人の女性が殺害されたいわゆる「ロス疑惑」では、現地を訪れて捜査にあたりました。
数々の難事件を解決した経歴などから「ミスター1課長」と呼ばれ、退職後も、捜査のノウハウや経験を若手の警察官などに伝える「シニア・アドバイザー」に就任して活動していました。関係者によりますと、最近は病気の療養を続けていましたが、先月24日に亡くなったということです。
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