奈良公園のシカを切りつけ殺した疑いで、23歳男を逮捕
3月 02, 2021 20:40 Asia/Tokyo
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奈良公園のシカ
奈良公園で、天然記念物に指定されている「奈良のシカ」を刃物で傷つけ死なせたとして、三重県在住の23歳の男が文化財保護法違反の疑いで逮捕されました。
日本の報道各社によりますと、奈良県警は、文化財保護法違反の疑いで、三重県松阪市在住の吉井勇人容疑者(23)を今月7日未明、奈良公園内で推定11歳のシカ1頭を鋭利な刃物で切りつけ、殺した疑いで逮捕しています。
奈良県警によりますと同日午前2時半ごろ、通行人の男性から「負傷して動けないシカがいる」との通報があり、駆け付けた警察官が負傷したシカを発見しました。
また、防犯カメラなどの映像から吉井容疑者の犯行であることが発覚しています。
吉井容疑者は犯行動機として、奈良公園でシカと遊んでいた際、突然別のシカが所有する車に体当たりしてきたため、「腹が立ち、殺してやろうと思って斧で頭を力いっぱい切りつけた」供述しているということです。
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