沖縄県で米国型変異株を発見、国内で初
(last modified Sat, 10 Apr 2021 10:34:48 GMT )
4月 10, 2021 19:34 Asia/Tokyo
  • 沖縄県での米軍
    沖縄県での米軍

沖縄県は9日金曜、米カリフォルニア州で始めて検出された新型コロナウイルスの変異株が県内で見つかったことを明らかにしました。

沖縄の地元紙・琉球新報が報じたところによりますと、日本の検疫ではこれまで米国やメキシコからの入国者でこの変異株が16例検出されていましたが、日本国内で確認されたのは、空港での検疫を除いて今回が初めてだということです。

沖縄県は、国立感染症研究所が今年3月下旬、米カリフォルニア州で初めて検出された新しい変異株を県内で発見していた、としました。

NHKによりますと、この変異株は強い感染力を持つとされており、WHO世界保健機関は英国や南アフリカ、ブラジルでそれぞれ確認された3つの変異株に次ぐ「注目すべき変異株」として懸念しています。

玉城デニー知事は9日記者会見し、「どのような変異株であっても拡大を食い止めなければならない」との意向を示すとともに、「今後の対策について県の対策本部会議で検討する。この変異株が米軍由来かどうかということは報告されていない」とした上で、「かかる状況になるとすれば当然、米軍に対しても変異株の検査などもしっかり行うよう求めていきたい」とコメントしています。

 

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