陸自が沖縄分屯地で新型の地対空誘導弾を公開、「中SAM改」を国内で初配備
4月 17, 2021 17:19 Asia/Tokyo
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新型の地対空誘導弾
陸上自衛隊第15旅団第15高射特科連隊が16日金曜、沖縄県南城市の知念分屯地で、第1高射中隊に配備した03式中距離地対空誘導弾の改良型(中SAM改)を初公開しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、これらの誘導弾は純国産で、中SAMの後継となる中SAM改の国内配備は初めてだということです。
県内では他にも、宮古島や石垣島の陸自駐屯地で中SAMが運用される予定で、中国の軍事力増強を見据え、南西諸島の基地機能強化が進められています。
第1高射中隊は、射撃と交戦を指揮する「射撃統制」、目標を捕捉、追尾する「レーダー」、ミサイルを発射する「発射」、ミサイルを運ぶ「運搬装てん」の4つの装置を昨年12月までに、中SAMから中SAM改へ換装していました。
また、「中SAMに比べ、巡航ミサイルなどの低空飛行する目標への迎撃、空から地上への空対地ミサイルなどの高速飛行する目標への迎撃、他の部隊のレーダーと連携したネットワーク交戦の能力が向上した。射程も中SAMより長くなる」としています。
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