4月 24, 2021 18:28 Asia/Tokyo

菅首相が23日金曜、記者会見し、東京都、京都府、大阪府、兵庫県を対象に、4月25日から5月11日までとする緊急事態宣言を発令しました。

菅首相は今回の発令に当たって、「私自身これまで再び宣言に至らないように全力を尽くすと申し上げてきたが、今回の事態に至り、再び多くの皆様方にご迷惑をおかけすることになる。心からおわびを申し上げる次第だ」と述べています。

また、最近のコロナ感染状況に関して、「全国の感染者数は先月以来増加が続き、重症者も急速に増加している。大阪、兵庫の感染者数はいわゆるステージ4の中でも高い水準にあり、医療提供体制はこれまでになく厳しい状況にある。東京、京都においても感染者数の増加ペースが日増しに高まっており、いわゆるステージ4の水準に至っている」としました。

そして、変異株に対する強い警戒をを呼びかけるとともに、このまま手をこまねいていれば大都市における感染拡大が国全体に広がることが危惧される」とした上で、「7月末を念頭とした高齢者への各自治体による2回の接種」、「出勤者の例年並みの7割減への削減要請」、「夜間に限らない飲食に対する対策の徹底」「感染レベルの更なる低下を狙った人流の抑制」「大規模施設の休業要請に対する新たな協力金支援」などを挙げ、宣言の解除は状況を総合的に考えたうえで判断するとしています。

 

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