大坂なおみ選手、マドリードOP2回戦敗退も「クレーのプランある」
テニスのマドリード・オープンで2日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードの大坂なおみ選手が4-6、6-3、1-6でカロリーナ・ムチョバ選手(チェコ)に敗れました。
フランス通信によりますと、2019年の全仏オープン以来のクレー大会出場となった大坂選手は、1回戦では土居美咲選手との日本人対決に勝利したものの、今週トップ20入りを果たしてきたムチョバ選手に敗れて大会を去ることになりました。
全米オープンと全豪オープンを制し、ハードコートでは通算7勝を挙げている大坂選手ですが、クレーではまだトロフィーに手が届かずにいます。それでも試合後に、「この結果をかなり前向きに捉えている」とコメントし、クレーコートシーズンのプランに支障はないと話しました。
全仏で四大大会(グランドスラム)3大会連続優勝の懸かる大坂選手ですが、クレーコートで行われる同大会ではこれまでは3回戦を突破したことが一度もありません。しかし大坂選手は「こういう大会は前哨戦と呼ばれていて、もちろんいいプレーをして勝つために来ているけど、ここで優勝してその後に調子を落とすくらいなら、全仏にピークを持っていきたい」と話している。
勝利したムチョバ選手は、3回戦で第16シードのマリア・サッカリ選手(ギリシャ)と対戦します。また、過去にこの大会で2回優勝している第3シードのシモナ・ハレプ選手(ルーマニア)は、鄭賽賽選手(ジェン・サイサイ、中国)の終盤の反撃を振り切って6-0、6-4で2回戦を突破、第5シードのアリーナ・サバレンカ選手(ベラルーシ)は6-3、6-3でダリア・カサキナ選手(ロシア)に勝利して16強入りしました。
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