管首相が緊急事態対応を憲法に明記する必要性を明言
May 03, 2021 19:11 Asia/Tokyo
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管首相
憲法記念日に当たる3日月曜、管義偉首相が憲法改正による緊急事態への対応の明記の必要性について語りました。
産経新聞によりますと、管首相は、憲法改正を求める団体が開いた集会にビデオメッセージを寄せ、憲法改正による緊急事態への対応を明記する必要があると語っています。
これに関して、新型コロナウイルスの感染拡大に触れ、大災害などの時に内閣が国民の権利を一時的に制限する「緊急事態条項」に関し、「極めて重く大切な課題」と述べました。
また、憲法について、時代にそぐわない部分は改正すべきだと指摘した上で、「新型コロナ対応で緊急事態への備えに関心が高まっている」とし、大地震などの緊急時に、「国民の命と安全を守るため国家や国民がどのような役割を果たし国難を乗り越えていくべきか、このことを憲法にどのように位置付けるかは極めて重く大切な課題だ」とコメントしています。
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