都内で再び東京五輪反対デモ実施
May 18, 2021 14:44 Asia/Tokyo
東京五輪開催に抗議する反五輪団体が17日、都内で再びデモを行いました。
デモのためにJR新橋駅前に集まった約80人の人々は、警察官や警備スタッフらが警戒にあたる中、「五輪はすでにゴリンジュウ(ご臨終)」「Paralympic games≠Equality(パラリンピックは平等ではない)」と書かれた横断幕やプラカードを掲げながら反対を訴えました。
このデモは当初、広島で行われる聖火リレーを視察予定だったIOC国際オリンピック委員会バッハ会長の来日に合わせて組まれていましたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて同会長の来日は延期となりました。
これについて主催者の一人は「一刻も早く中止を決定すべき。SNSでも中止の声を上げたいというものが多く集まっているので、バッハさんが来なくても(デモを)開催した」と語っています。
東京五輪をめぐっては、9日にも陸上テスト大会の会場となった国立競技場で大規模な反対デモが展開されており、反対の声が日増しに大きくなっています。
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