May 26, 2021 17:59 Asia/Tokyo
  • オホーツク海での日本の漁船とロシア船
    オホーツク海での日本の漁船とロシア船

オホーツク海で日本の毛ガニ漁船とロシアの貿易船が衝突し、海に投げ出された日本人の乗組員ら3人が死亡しました。

北海道の紋別海上保安部によりますと、日本時間の26日水曜6時ごろ、紋別港から23キロ沖合のオホーツク海で紋別漁協所属の毛ガニ漁船「第八北幸丸」とロシアの貿易船「アムール」が衝突し、海に投げ出された日本人の乗組員ら3人は心配停止・意識不明となっていたが、その後午前10時半ごろ死亡が確認されました。

在札幌ロシア総領事館のセルゲイ・マーリン総領事は、ロシア・リアノーボスチ通信の取材に対し、当時は濃霧が立ち込めており、「第八北幸丸」は小型船であることから、「アムール」号の乗組員らは見落とした可能性が高い、とコメントしました。また「アムール」によって救助された5人の乗組員らのうち、3人は低体温症で意識を失っており、日本から救助隊が駆けつける間に命を落としたということです。

一方、「アムール」の乗組員に怪我はありませんでした。

現在、日本の海上保安部が巡視船を現場に派遣し、詳しい状況を調べています。

なお、この事故に関して在日ロシア大使館はフェイスブック上の公式サイトにて哀悼の意を表しました。

 

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