日本の出生数、昨年は統計開始以来最低に
6月 05, 2021 15:13 Asia/Tokyo
日本の厚生労働省が4日に発表した2020年の出生数が、1899年の統計開始以来最低の水準に落ち込んでいたことが明らかになりました。
日本でコロナ禍が始まった2020年に誕生した赤ちゃんは、前年比で2万4000人少ない、およそ85万人となりました。日本の出生数は5年連続で減少しており、女性1人が生涯で産む子どもの推定人数(合計特殊出生率)も2019年より0.02ポイント低い1.34にまで落ち込みました。
現在1億2630万人の日本の人口は、2053年までに1億人に、2065年までには8800万人にまで減り、60歳以上の高齢者の占める割合は38%になると予想されています。社会の急速な高齢化で日本政府は大きな問題を抱えることが予想されており、特に年金については、年金を現在収めている勤労者らが、今の年金受給者に支給されているような十分な額は将来受け取ることができないと言われています。
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