在日ロシア総領事館、「紋別沖での衝突事故で逮捕されたロシア人船員に懲役最大 5 年の可能性」
6月 08, 2021 17:32 Asia/Tokyo
先月26日に北海道・紋別沖で発生したロシア船と日本漁船の衝突事故で、業務上過失致死などの疑いで逮捕されたロシア人の3等航海士は、最大 5 年の懲役または100万円以下の罰金が見込まれることが判明しました。
ロシア・スプートニク通信が、在札幌ロシア連邦総領事館の8日火曜の発表として報じたところによりますと、総領事館のロシア人職員は「日本の刑法に基づき、最大5年の懲役または最大100万円の罰金が科される可能性がある。逮捕されたパーヴェル・ドブリアンスキー容疑者は旭川市の検察庁に連行された」と語ったということです。
紋別海上保安部は7日午前、事故当時ロシアの貿易船「アムール」の航海当直責任者だったパーヴェル・ドブリアンスキー容疑者(38)を業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで逮捕しており、NHKによりますと、紋別海上保安部は、ロシア船が衝突を防ぐための注意を怠っていた疑いを強めたとしています。
なお、日本の検察庁は、逮捕から72 時間以内に正式な起訴を行い、8日には、ドブリアンスキー容疑者の弁護士が到着する予定です。
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