防衛省環境委が、辺野古のジュゴン絶滅に関する論文に懸念
6月 23, 2021 19:28 Asia/Tokyo
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辺野古のジュゴン
防衛省環境監視等委員会が、沖縄のジュゴンが「2019年に絶滅した」とする論文を英科学誌に投稿したことに懸念を示しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、名護市辺野古の新基地建設に関する環境監視等委員会の中村由行委員長は22日火曜の第32回会合後、記者団に対し、一部委員が、沖縄のジュゴンが「2019年に絶滅した」とする論文を英科学誌に投稿したことに、「委員会としての公式見解ではないのかという疑念が起こりうると感じた」と懸念を示しています。
また、非公開の会合で「委員会としては、ジュゴンが大浦湾に来遊することを前提に環境保全措置を議論してきたし、今後もその前提で継続していく」として委員に確認を求めました。
これに対し全委員から特段の発言はなかったため、中村氏は「了承された」との認識を示しています。
22日の会合では、陸上の施設で幼サンゴを育て、海域へ移植する保全措置を進めることが確認されています。
またオキナワハマサンゴの繁殖状況などに関し、委員から「これまでの調査で、科学的に新しい知見が得られたので、移植の成果として取りまとめてはどうか」との助言があり、中村氏は新たな知見として「数年の寿命がありそうだ」などと例を示しました。
一方、論文の内容が同委員会の委員として適切だったかどうかについては、「委員会として出されたものではないので、私から適否をどうこう言うことはない」と述べるにとどめています。
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