米中の緊張激化について日本が警告
7月 13, 2021 18:25 Asia/Tokyo
-
台湾をめぐる米中の軍事的緊張
日本は今年の防衛白書で、台湾をめぐる米中の軍事的緊張の増大について警告し、両国の競争を東アジアの平和と安定を脅かすものだとしました。
ファールス通信によりますと、13日火曜に公表された日本の防衛白書の一部では、台湾をめぐる米中の軍事的緊張について警告し、「両国の経済・技術競争は東アジアの平和と安定への脅威である」としています。
政府の閣議で決定されたこの白書では、米中間の軍事競争が拡大したと同時に、両国の経済競争も東アジア地域にとって脅威となってきているとしています。
麻生副総理は以前、中国による台湾攻撃の際は、日米はともに台湾を守らなければならないと主張しました。
日米やその他多くの国は、公式には「一つの中国」という原則を支持しています。その原則にもとづけば、台湾は独立国として正式承認されません。しかし、アメリカは自らが公表する政策とは反対に、台湾との非公式関係を続けてきました。アメリカは1979年に、台湾との外交関係を公式に断絶し、中華人民共和国を正式に承認しました。
こうした中、中国の台湾問題担当室は、台湾問題に関する西側諸国のいかなる陰謀にも断固として対応することを強調し、中国はこの問題への外国勢力の干渉には一切妥協しないと述べています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ