菅首相が、韓国大統領の訪日見送りについてコメント
(last modified Tue, 20 Jul 2021 09:00:55 GMT )
7月 20, 2021 18:00 Asia/Tokyo

韓国大統領府が「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日本を訪問しないことにした」と発表したことについて、菅首相は19日、「今後とも我が国の一貫した立場に基づいて韓国側としっかり意思疎通を行っていきたい」などとコメントしました。

菅首相は「文大統領がお越しになる際には、外交上、丁寧に対応することを述べてきた」と説明した上で、「韓国側は大統領(の訪日)見合わせの発表に合わせ、東京オリンピック・パラリンピックの成功を希望する旨、述べている。こうしたことには留意したい」と語りました。

文氏の訪日をめぐっては、日韓両政府が首脳会談の実現に向けて調整を続けてきました。しかし、15日にあった韓国メディア記者との懇談で、在韓国日本大使館の相馬弘尚総括公使が不適切な発言をしたことが発覚し、韓国側が更迭を求めるなど状況は悪化していました。

首相は、相馬公使の発言について、「外交官として極めて不適切な発言であり、遺憾だと思っている」と話しましたが、文氏の訪日見送りに及ぼした影響について問われると、「韓国側の対応の背景について私は述べる立場にない」としました。

 

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