大坂なおみ、「聖火台点火は最高の栄誉」
7月 24, 2021 16:10 Asia/Tokyo
国立競技場で23日金曜に行われた東京五輪開会式で、聖火リレー最終走者を務めた女子テニスの大坂なおみ選手が、ツイッターへの投稿で、自身の生涯で「最高の成果で栄誉」だとコメントしました。
フランス通信が24日土曜、報じたところによりますと、大坂はツイッターでさらに、聖火台点火は「間違いなく、私がスポーツ選手として生涯で得られる最高の成果で栄誉」だと投稿しています。
最終走者を誰が務めるかは事前に公表されておらず、また新型コロナウイルスの懸念により開会式は当初の予定より規模を縮小して行われました。
入場行進には、通常よりも大幅に少ない約5700人の選手が参加し、中には対人距離の確保をしない選手もいたものの、全員がマスクを着用していました。
開会式のクライマックスに登場した大坂は、2011年の東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島3県の子どもたちから聖火を託され、富士山をモチーフにした聖火台を上り、光り輝く点火台にトーチをかざしました。
未来的な聖火台への点火は、参加者を1000人以下の要人と数千人の選手に限定して控えめに行われた開会式の中でも、高揚感をもたらす瞬間となっています。
なお、IOC国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長はスピーチで、「皆が思い描いていたものとは非常に異なる」形での五輪開催となったと認めつつも、「きょうは希望の瞬間だ」と表明しました。
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