長崎市長が、米ロに核保有量の削減を呼びかけ
8月 09, 2021 19:26 Asia/Tokyo
田上富久・長崎市長が「長崎原爆の日」の平和祈念式典で、ロシアと米国に対し、核兵器保有量のさらなる削減を呼びかけました。
長崎に原爆が投下されて76年となる9日、長崎市の平和公園で平和祈念式典が行われました。
読売新聞によりますと、田上市長は9日月曜に行われたこの式典で、「核保有国と核の傘の下にいる国々のリーダーに訴えます。国を守るために核兵器は必要だとする『核抑止』の考え方のもとで、世界はむしろ危険性を増している、という現実を直視すべきです。次のNPT(核不拡散条約)再検討会で世界の核軍縮を実質的に進展させること、そのためにも、まず米露がさらなる核兵器削減へ踏み出すことを求めます」と述べています。
また日本政府に対し、「一日も早く核兵器禁止条約に署名し、批准すること」と、北東アジアにおける非核兵器構想の検討を始めるように訴えました。
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