オスプレイの落下部品を米軍が過小報告、実際の大きさは4.7倍
(last modified Sat, 21 Aug 2021 09:23:52 GMT )
8月 21, 2021 18:23 Asia/Tokyo
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米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイの部品落下事故で、米軍側が落下した部品の大きさを実際より小さく報告していたことが判明しました。

沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、落下したパネルの大きさは実際には、在沖米海兵隊の当初説明より大きい縦約109センチ、横約69センチ、厚さ約1・9センチだったことが明らかになっています。

米側は事故翌日の今月13日、沖縄防衛局に縦横が約35センチと約45センチと連絡しており、沖縄防衛局は同18日に米側から修正された大きさの報告を受け、県や宜野湾市などの関係自治体に伝えていました。

問題のパネルは操縦席の屋根部分にあったものとされ、重さは当初約1・8キロとされていましたが、部品のサイズが変わったため、防衛局は米側に再確認中です。

また、「一部が欠けていた」と説明していた「ブレードフェアリング」と呼ばれる部品は、機体右側のプロペラ安全カバー付近にあったもので、縦横が約23センチと46センチという当初の説明から、縦横ともに約43センチで、厚さ0・3センチと変更されています。

なお、在沖米海兵隊は今月19日、「最初に報告されたサイズが実際よりも小さかったため修正した」と説明していますが、当初説明が間違っていた理由や、落下部品の正確な重さなどについては回答を控えています。

 

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