埼玉県が自宅療養者数を過大報告、6625人多く
8月 31, 2021 20:20 Asia/Tokyo
埼玉県は30日月曜、県のホームページで公表していた新型コロナウイルス感染による自宅療養者数を、6625人分過大に集計していたと発表しました。
NHKによりますと、県は23日夜に自宅療養者数を1万8674人と発表していましたが、24日に過大集計を認め、調査していました。
その結果、過大に集計されていた人数は6625人にのぼることがわかりました。
調査によると、自宅療養者の健康観察を委託している「宿泊・自宅療養者支援センター」が18~22日分の療養解除者数(計4994人分)を保健所に報告していませんでした。さらに、すでに療養が終わっているのに保健所の台帳で解除が記録されていなかった人が1631人いました。
県は、今回のミスの背景に、支援センターや保健所の業務のひっ迫があったとして、ほかの企業にも業務を委託するなどして再発防止に努めるとしています。県内の自宅療養者の修正はすでに行われていて、29日の時点で1万664人となっています。
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