石破派会合が総裁選対応で結論出ず、主戦論と河野支持で対立
9月 07, 2021 20:26 Asia/Tokyo
自民党の石破派の会合が、総裁選の対応をめぐり意見が2つに分かれ、結論が出ないままとなっています。
ロイター通信が7日火曜、東京から報じたところによりますと、自民党の石破派は同日会合を開き、石破茂元幹事長の総裁選出馬をめぐり協議しましたが、出馬すべしとの意見が出た一方、河野太郎行革担当相を支援すべきなどの声もあり派閥としての方針はまとまりませんでした。
また、石破氏も出馬の有無について明言しなかったもようです。
さらに、同派の世話人を務める福山守衆院議員が会合後、記者団に明らかにしたところでは、福山氏によると石破氏からは、国民の声や党員の声を真摯に聞き、国家・国民のために何をなすべきかが重要との趣旨の発言があったということです。
この問題に関しては、今月17日の総裁選告示までに再度協議し、結論を出す方針です。
29日に投開票が行われる自民党総裁選はこれまでに岸田文雄前政調会長が出馬を表明、河野太郎行革担当相、高市早苗元総務相、野田聖子幹事長代行らも出馬の意向を示しています。
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