世界最高齢のアカゲザル「イソコ」が死ぬ 京都市動物園で
9月 13, 2021 15:31 Asia/Tokyo
飼育されているアカゲザルとしては世界最高齢で、ギネス世界記録にも認定されている京都市動物園の「イソコ」が12日朝、死にました。43歳でした。人間でいうとおよそ120歳にあたるとみられています。
NHKによりますと、メスのアカゲザル「イソコ」は、1978年に京都市動物園で生まれ、去年、飼育されている世界最高齢のアカゲザルとしてギネス世界記録に認定され、ことし4月に43歳になりました。
イソコは今月に入ってから体調を崩し、投薬治療などを続けていましたが、12日朝早く、死んでいるのが確認されました。動物園によりますと、アカゲザルの寿命は平均で15年ほどで、43歳のイソコは、人間でいうとおよそ120歳にあたるとみられるということです。
イソコは、5年前から高齢のサル2匹とともに園内にある「老猿ホーム」で暮らしていました。屋外を散歩したり、果物を夢中で食べたりする様子を飼育員が撮影した動画がSNSで広がるなどして人気を集めていました。
京都市動物園は、緊急事態宣言のため休園中ですが、営業を再開したあとにイソコを追悼する企画を行いたいとしています。
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