日本近海で中国艦船の航行相次ぐ
9月 15, 2021 20:03 Asia/Tokyo
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日本近海での中国艦船
先月下旬、沖縄県尖閣諸島沖の海上で中国海警局の艦船7隻が確認され、日本政府が中国側に抗議していたことが15日わかりました。11日にも鹿児島・大隈海峡を中国海軍の艦船4隻が航行しています。
共同通信によりますと、艦船が確認されたのは先月30日。中国海警局の艦船は通常は4隻で航行していますが、今回は3隻多い7隻確認されました。4隻が領海への侵入を行い、3隻は接続水域で待機していましたが、この3隻と領海に侵入した1隻に機関砲らしきものが搭載されていたということです。日本政府は中国政府に抗議を行い、「強い懸念」を伝えました。
また、防衛省は14日、今月11日に鹿児島県の大隅海峡を中国海軍の艦船4隻が通過したと発表しました。それによると、同日午前に海上自衛隊が種子島の東およそ140キロ地点を中国海軍の艦船が航行しているのを確認しました。航行していたのは、中国海軍で最大規模とされる「レンハイ級ミサイル駆逐艦」などです。
先月から日本周辺には英国海軍の最新鋭空母クイーン・エリザベスが滞在しており、これに対するけん制と情報収集が目的だったと見られます。
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