9月 18, 2021 16:57 Asia/Tokyo

自民党総裁選に立候補した4氏が17日、党本部で開かれた所見発表演説会で見解を述べました。

自民党総裁選に立候補した河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4氏は、この演説会でそれぞれ重視する政策などを訴えました。

河野氏は、再生可能エネルギーの普及に意欲を示す一方、「脱原発」などの今までの自身の態度に不安を抱く保守層へ配慮して原発には触れず、新型コロナウイルスのワクチン接種回数の増加などに言及して実行力を強調しました。

昨年の総裁選で首相に惨敗した岸田氏は、「求められているリーダーは私だと強い確信を持ってここに立たせていただいている」と述べ、「自助」を掲げた菅首相との違いを強調したほか、広島での交流エピソードなどを紹介し、地元愛もアピールしました。 

一方、高市氏は「国の究極の使命は国民の生命と財産、領土・領海・領空・資源、国家の主権と名誉を守り抜くことだ」とし、北朝鮮による拉致問題解決と憲法改正の必要性にただ一人言及しました。

最後に演説した野田氏は、3候補の訴えについて「国民の生活、暮らし、生命や健康に直結するテーマが少ない」と述べ、「多様性社会」を訴えました。

 

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