女性初の官房長官を務めた森山真弓氏が死去 、93歳
10月 18, 2021 20:11 Asia/Tokyo
日本で女性初の官房長官を務めた森山真弓(もりやま・まゆみ)氏が今月14日午後、老衰のため死去しました。93歳でした。
共同通信など、日本の報道各社が衆院の18日月曜の発表として報じたところによりますと、葬儀・告別式は近親者のみで行ったということです。
森山氏は旧労働省で婦人少年局長などを務め、女性キャリア官僚の草分け的な存在で、男女雇用機会均等法の整備に尽力し、1980年には参院議員に転身し、参院3期、衆院4期を務めました。
第1次海部内閣では環境庁長官として初入閣し、当時の山下徳夫官房長官の辞任を受けて、後任に横滑りしたほか、第1次小泉内閣では法相を務め、裁判員制度などの司法改革を手掛けました。
その後、自民党が下野した2009年衆院選には立候補せず、政界を引退し、同年に旭日大綬章を受章しています。
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