国際環境NGOが日本に「化石賞」、岸田首相の演説を批判
(last modified Wed, 03 Nov 2021 10:51:40 GMT )
11月 03, 2021 19:51 Asia/Tokyo

国際的な環境NGO「気候行動ネットワーク」が、温暖化対策に消極的な国に贈る不名誉な賞「化石賞」に日本を選出しました。

NHKによりますと、同NGOは2日火曜、英グラスゴーで開催中のCOP26・第26回気候変動枠組条約締約国会議に合わせ、化石賞として日本、ノルウェー、オーストラリアを選んだことを明らかにしています。

朝日新聞は、COP26に出席した日本の岸田首相が、クリーンエネルギーへの移行を推し進め、すでにある火力発電所については、燃料をアンモニアや水素に置き換えていきゼロエミッションを目指すと演説したことを報じていました。

しかし、同NGOは水素とアンモニアを利用した発電は未熟でコストがかかる技術であり、岸田首相が演説で火力発電の廃止に言及しなかったことを批判しました。

なお、日本は前回のCOP25でも化石賞に選ばれています。

 

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