水族館生まれのマナティー20歳に 国内最長飼育記録 更新中
11月 14, 2021 16:26 Asia/Tokyo
沖縄県本部町の水族館で生まれ育ったアメリカマナティーのメスが先月、二十歳を迎え、国内の繁殖個体としては最長飼育記録を更新し続けています。
NHKが14日日曜、報じたところによりますと、アメリカマナティーのメスの「ユマ」は、平成13年10月13日に沖縄県本部町にある沖縄美ら海水族館で生まれました。
出生当初は推定で体長1メートル15センチ、体重28キロほどでしたが、今では体長3メートル余り、体重およそ700キロまで成長し、先月遂に二十歳を迎えています。
同水族館によりますと、「ユマ」はヒトに例えると40歳くらいと推定されますが、食欲旺盛で、この20年間病気にかかったことがなく、アメリカマナティーの国内の繁殖個体としては最長飼育記録を更新し続けているということです。
来館者のある女性は「すごく大きく、間近でみるのは初めてで、感激しています。長生きしてほしいです」と語りました。
なお、沖縄美ら海水族館の真壁正江さんは「ユマは食べるのが大好きで、食いしん坊なので、この水族館ではいちばん大きなマナティーです。人なつこく、おおらかな性格で、かわいらしいです。今後はお母さんになることを願っています」とコメントしています。
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