琵琶湖の水位が、14年ぶり水準に低下
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雨が少ない影響で、びわ湖の水位はこの時期の平均を大きく下回る14年ぶりの低い水準になっていて、今後さらに低下し続けると渇水対策が必要になるおそれもあるとして国や滋賀県が状況を注視しています。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
11月 15, 2021 17:32 Asia/Tokyo
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雨が少ない影響で、びわ湖の水位はこの時期の平均を大きく下回る14年ぶりの低い水準になっていて、今後さらに低下し続けると渇水対策が必要になるおそれもあるとして国や滋賀県が状況を注視しています。

NHKが15日月曜、報じたところによりますと、滋賀県では今年の台風シーズンにまとまった雨がなく、10月も大津市の降水量は43ミリと平年の29%にとどまっています。このためびわ湖の水位は15日午前6時現在で基準水位からマイナス63センチと、例年のこの時期の平均のマイナス36センチを大きく下回り、14年ぶりの低い水準となっています。

びわ湖の水位を調整している国土交通省琵琶湖河川事務所では、びわ湖から放流する水の量を現在は、下流域の生活に必要最低限となる毎秒15トンに抑えています。

びわ湖の水は滋賀県だけでなく大阪府や京都府、それに兵庫県のおよそ1450万人の生活や産業を支えていて、平成14年9月には水位がマイナス90センチを下回ったため、およそ3か月間にわたって取水制限が行われました。

琵琶湖河川事務所の矢野公久所長は「今後さらに水位が低くなることも想定される。われわれが調整できるのは瀬田川のせきだけなので、今後の天気や水位を注視していく」と語りました。

気象台によりますと、滋賀県は11月にはもともと雨が少ないため、びわ湖の水位の回復には時間がかかると見られており、滋賀県では水位がマイナス65センチに低下した場合、「水位低下連絡調整会議」を設置して、渇水対策を検討することにしています。

びわ湖の水位が低下したことで、戦国武将の明智光秀が築いた大津市の坂本城跡の石垣など、平常時は湖に沈んでいる遺跡が姿を現しています。

 

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