JR東日本が、国内初の新幹線の自動運転の実証試験を報道公開
(last modified Wed, 17 Nov 2021 06:18:56 GMT )
11月 17, 2021 15:18 Asia/Tokyo
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国内で初めてとなる新幹線の自動運転の実証試験が上越新幹線の区間で行われ、JR東日本が試験の様子を報道関係者に公開しました。

NHKによりますと、17日水曜に公開されたのは、新幹線E7系の回送車両を使った自動運転の実証試験で、JR東日本は、少子高齢化で将来的に運転士の不足も懸念されることなどから、開発を進めています。

新幹線の自動運転の実証試験は国内では初めてで、17日までの11日間、新潟市の上越新幹線の区間で終電後の深夜に実施され、走行するE7系新幹線の12両には、ATO自動列車運転装置が備えられ、およそ5キロの区間を10分間かけて走行し、17日は合わせて3往復しました。

今回の実証試験では、トラブルなどに備えて運転士が立ち会っていますが、走行中、レバーなどに触れることはなく、発車や停車、速度の調整はすべて自動で行われ、通常の営業運転と変わらず、揺れはほとんどなく、試験で設定した最高速度の時速100キロ程度まで達したということです。

JR東日本次世代輸送システム推進センターの鈴木康明次長は「まずは無事にここまで来られてほっとしている。ただ、実用化に向けては、まだまだ課題も多く、長い道のりになるので、さらに頑張っていきたい」と語りました。

 

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