12月 01, 2021 16:18 Asia/Tokyo
  • 米軍機の燃料タンク投棄
    米軍機の燃料タンク投棄

青森県の米軍三沢基地に所属するF16戦闘機1機が、飛行中に燃料タンクを投棄したあと、青森空港に緊急着陸した問題で、青森県知事が米軍に再発防止を要請する意向です。

NHKが1日水曜、報じたところによりますと、日本時間の先月30日午後6時ごろ、アメリカ軍三沢基地に所属するF16戦闘機1機が飛行中に緊急事態に陥り、燃料タンクを投棄したあと青森市の青森空港に緊急着陸しました。この影響で、30日空港を発着する民間機7便が欠航するなどの影響が出ています。

アメリカ軍は燃料タンクを2個投棄したとしていて、防衛省などによりますと、青森空港から西におよそ65キロ離れた深浦町の住宅地近くの国道で燃料タンクの一部が見つかりました。

この問題について、青森県の三村知事は1日の県議会で「緊急着陸により滑走路が閉鎖され、民間機が7便欠航するなど大きな影響があったことに加え、燃料タンクの1個が深浦町役場近くの市街地に落下した。可燃物であり、相当な重量であることから、一歩間違えると大変な惨事になったものと考えられ、県としては非常に厳しく受け止めている」と述べています。

そのうえで「本日中にも、アメリカ軍三沢基地の司令官に対して、事故原因の究明や、再発防止策の徹底などを文書で強く要請する」とし、防衛大臣や外務大臣に対しても同様の申し入れをアメリカ軍側に行うよう文書で要請する考えを明らかにしました。

なお、アメリカ軍側からは「速やかに回収する」との連絡があったということです。

 

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