日本で本日よりコロナワクチン3回目の接種が開始、医療従事者対象に
(last modified Wed, 01 Dec 2021 07:28:06 GMT )
12月 01, 2021 16:28 Asia/Tokyo
  • コロナワクチン3回目の接種
    コロナワクチン3回目の接種

日本全国で1日水曜より、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が医療従事者を対象に開始されました。

NHKが1日、報じたところによりますと、このうち、東京・目黒区の東京医療センターでは、日本時間の同日午前9時前に接種会場が設けられ、医師と看護師合わせて18人が予診票を提出し、ファイザーのワクチンの接種を受けていました。

厚生労働省によりますと、今月は2回目の接種から原則8か月以上たった医療従事者104万人が接種の対象となり、来月にはさらに医療従事者200万人に加え、高齢者や64歳以下の人など合わせて103万人も対象になる見込みで、来年3月からは、企業や大学などで行う職域接種も始まる予定です。

対象者に対しては、2回目の接種から8か月になる前に、接種券が郵送で届くことになっていますが、自治体の発送が遅れた場合などは、例外的に接種を受けられるということです。

同センターの新木一弘院長は、「大変ほっとしている。職員だけでなく、患者や家族に安心して受診していただくための重要な1歩が始まった。オミクロン株に対する有効性は、これから知見が集積していくと思うが、デルタ株などには、一定程度有効だと言われているので、3回目の接種は大変重要だ」とコメントしました。

また接種を受けた看護師の女性は、「副反応がどう出るかは分かりませんが、3回目の接種で第6波に備えられると思っています。人々の活動が増えているので、備えは大事だと思います」と語っています。

さらに、松野官房長官は1日の記者会見で、「新型コロナワクチンの3回目の接種は、予定していたとおり、本日から開始する。オミクロン株についてはワクチンや治療薬にどのような影響があるか、専門家や製薬企業の間で引き続き検証している。政府としては自治体と緊密に連携しながら、まずは追加接種に万全を期していく」と述べています。

 

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