福岡・博多港で、貨物船の撤去作業が終了
12月 07, 2021 15:37 Asia/Tokyo
福岡市の博多港で、防波堤に衝突して乗り上げていた貨物船の撤去作業が終了しました。
NHKが7日火曜、報じたところによりますと、福岡海上保安部などは日本時間の同日午前11時40分ごろから貨物撤去行を開始し、専用の船を使って貨物船を後ろから引っ張り、防波堤から引き離して正午すぎに中央ふ頭の岸壁に移しました。
博多港で先月28日の夜、パナマ船籍の貨物船「レディ・ローズマリー」(9576トン)が、出航直後に港の防波堤に衝突し、そのまま乗り上げた影響で、船首部分の亀裂から燃料の重油が流出しました。
このため、多い時で事故現場の北側を中心に、長さおよそ12キロ、幅およそ2キロの範囲で油の膜が漂いましたが、6日月曜には海面や船内に残っている重油の回収作業がほぼ終了しています。
海上保安部は、業務上過失往来危険の疑いで事故の原因を詳しく調べることにしています。
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