長野・松本城で新年の準備 、大型の門松で装飾
12月 13, 2021 15:50 Asia/Tokyo
長野県松本市の国宝・松本城で、約2週間後に迫った正月向けに、大きな門松を飾りつけ新年を迎えるための準備が行われました。
NHKによりますと、松本市にある松本城では、毎年この時期に城の正面の「黒門」と東側の「太鼓門」の2か所に大きな門松を飾っています。
今年の門松の設置作業は日本時間の13日月曜に実施され、このうち「黒門」では同日午前8時すぎから地元の造園業者の職人4人が作業を始めました。
はじめに職人たちは高さ3.5メートル、太さ17センチほどもある3本ひと束の大きな竹をドラム缶の中に立て、竹が動かないよう土のうを敷き詰め、それから左右のバランスを確認しながら松の枝やナンテンなどを飾りつけ、2時間ほどかけて門松を完成させました。
これについて、松本市の勝山裕美松本城管理課長は「無事に来年を迎える準備ができ大変うれしく思います。立派な門松ができたので多くの皆さんにぜひ見ていただきたい」と語っています。
松本城では今月28日に1年の汚れを払い落とす「すす払い」を行ったあと、しめ縄を飾って新年を迎える準備を整え、正月三が日は午前10時から午後3時まで本丸庭園が無料で開放されることになっています。
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