大阪・守口市の浄水場で男性作業員を無事救助、47時間ぶり
12月 18, 2021 16:17 Asia/Tokyo
大阪・守口市にある浄水場で、水道管を埋設するために穴を掘る作業時に穴の中に取り残された作業員1人が、47時間ぶりに救助されました。
MHKによりますと、大阪・守口市にある大庭浄水場で今月16日、作業員3人が水道管の埋設作業を行っていた際、掘っていた穴が突然水につかる事故があり、3人のうち2人は自力で脱出しましたが、25歳の男性作業員が取り残されました。
水につかったのは深さ30メートルほどの場所に横方向に掘っていた直径およそ1.2メートルほどの穴で、警察と消防が水や土砂を取り除く救助作業を続け、この男性は47時間が経過した日本時間18日土曜午前8時半ごろに助け出されました。
警察によりますと、男性は自力で歩くことができ会話もできるということですが、念のため病院に搬送されたということです。
男性は穴の先端から900メートルほど入った場所で見つかり、当初から、救助隊とは継続的に会話できていたということです。また、穴の中は比較的暖かかったほか、土砂の隙間から棒を差し込んで食べ物を届けることができたということです。
現在、警察が今回の事故原因を詳しく調べています。
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