大阪市内のビル火災に様々な推測・疑問
(last modified Sat, 18 Dec 2021 09:46:12 GMT )
12月 18, 2021 18:46 Asia/Tokyo

大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階のクリニックから出火し、24人が死亡した火災について、多数の犠牲者が出たことに対し、様々な反響や疑問の声が上がっています。

まず、目撃証言によりますと、出火元と見られるクリニックの4つの窓ガラスは、消防が到着する前に割られていたということです。

過去にこのクリニックを訪れたことのある人の証言からは、4階のエレベーターを降りると、靴箱があり、その近くに受付があること、受付には2人の人がいたことことがわかっています。

また、クリニック内部には両サイドに施術・カウンセリング室があり、一番奥に院長の診療室があって、院長は基本的に1人で診療を行っていたということです。

ある地元の人は取材に対し「奥が袋小路になっており、受付付近から火が出たら、逃げようがないのではないか」としています。

 また別の地元の人は、「問題のビルは出入り口が1つで、エレベータが止まったら、非常口しか逃げ道はなく、非常口のドアは重たいことから、火災発生時にクリニックの奥に人がいた場合、身動きが取れない状態になる可能性があった」と語りました。

さらに別の地元の人は、「エレベーターは2~3人でいっぱいになるぐらいの狭さで、何かが起きたらどうするのだろう」と語りました。

 

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