12月 30, 2021 21:04 Asia/Tokyo
  • 日本の海自潜水艦
    日本の海自潜水艦

日本政府が、海上自衛隊の潜水艦に地上の標的も攻撃可能な長射程巡航ミサイル「スタンド・オフ・ミサイル」を搭載する方向で検討に入りました。

読売新聞によりますと、スタンド・オフ・ミサイルは陸上自衛隊の「12式地対艦誘導弾」を基に新たに開発され、敵の対空ミサイルの射程外から攻撃できる射程の長いミサイルとされています。

日本政府は今月18日、敵の射程圏内から攻撃できる「スタンドオフ能力」を強化するため、新たなスタンド・オフ・ミサイルの開発を行うことを閣議決定し、岸防衛相が同日、これを発表しました。

また、海自潜水艦への搭載を検討しているミサイルは海中発射型で、射程は1000キロにも及び、敵艦艇などに相手のミサイル射程圏外から反撃することを想定する。将来的には敵基地攻撃への活用も可能とみられています。

また「自衛目的で敵のミサイル発射基地などを破壊する『敵基地攻撃能力』を具体化する装備に位置づけられる見込み」だということです。

 


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