1月 02, 2022 18:32 Asia/Tokyo
  • 大雪   
    大雪   

強い冬型の気圧配置が続き、特に北日本の日本海側を中心に大雪となっていることから、気象台は、暴風や高波に警戒するほか、大雪による交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。

NHKが気象庁の発表として報じたところによりますと、上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置も強まった影響で日本海側の広い範囲で雪が降り続き、山沿いでは24時間で50センチ前後の雪が降ったところもあります。

大雪による影響で、東北自動車道は宮城県の白石インターチェンジから福島県の福島西インターチェンジの間の上下線が通行止めになったほか、鉄道ではJR羽越本線の秋田県新屋駅と新潟県府屋駅の間の上下線、JR奥羽本線の福島県庭坂駅と山形県米沢駅の間の上下線、JR北上線の、岩手県北上駅と秋田県横手駅の間の上下線での運転見合わせなどの影響が出ています。

またJR東北本線も強風の可能性から、仙台駅から宮城県の小牛田駅の間で本数を減らして運行しているほか、JR東日本は、このほかの在来線にも運休や遅れが出ているとして、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

東北地方を発着する空の便も一部で欠航が出ていて、各航空会社はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

さらに、UHB北海道ニュースによりますと、北海道内では1日土曜、大雪のために230を超える空の便が欠航し、新千歳空港と成田や羽田、東北地方の各空港を結ぶ233便が欠航となりました。

JR北海道も雪の影響で160本余りが運休したほか、2日日曜も交通への影響に注意が必要だということです。

さらに東北や北陸地方などの便を中心に欠航が相次ぎ、1日夜の時点で、全日空と日本航空合わせて213便が欠航しました。

あす3日月曜は、北日本を中心に再び冬型の気圧配置となり、特に北日本の日本海側などでは雪や風が強まるため、交通への影響が懸念されます。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ