上野動物園の双子パンダが初公開
(last modified Wed, 12 Jan 2022 07:27:15 GMT )
1月 12, 2022 16:27 Asia/Tokyo

東京・上野動物園で昨年6月に誕生した双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)が、初めて一般公開されました。

同園は新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、今月11日から臨時休園中であり、既に抽選を終えた12~14日の当選者計約3000人のみに対し、3日間限定で公開されています。

見学者の1人は、「すごくかわいかったです。年末の抽選に申し込んでからすごく楽しみにしていました。オミクロン株とかが流行っていてどうなるかと思っていました。見れてよかったです」と語っていました。

園内のみやげ物店では、パンダにちなんだ関連のみやげ物がたくさん並べられ、訪問者がしきりにお目当ての品を選んでいました。

来店していた女性の1人は、「お母さんパンダが赤ちゃんパンダに手を伸ばして、ぎゅっと抱きしめているのがかわいかったです」と話していました。

また、もう1人の女性は「人数制限とかもしていたので、来ることに対して不安とかは全くありませんでした。でも3日間だけの公開になってしまって、それはちょっと残念です。もし続くのであれば、もう1回抽選とかしようかなと思っていました」と語りました。

公開は西園にある「パンダのもり」の室内展示場で行われ、来園者は双子と母シンシン(16歳)と約1分間対面しました。

上野動物園で赤ちゃんパンダが公開されたのは、双子パンダの姉シャンシャン(4歳)以来約4年ぶりのことです。 

同園教育普及課の大橋直哉課長(47)は「シャオシャオとレイレイは公開に備えて練習を重ねてきたため、こういう形は非常に残念」としながら、「双子は上野動物園にとって初めての経験。無事に公開できたことはうれしく、ほっとしている」と語っています。

 


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