1月 12, 2022 18:40 Asia/Tokyo
  • 北海道の大雪
    北海道の大雪

北海道の新千歳空港を発着する空の便に、大雪のため大幅な乱れが生じています。

NHKによりますと、新千歳空港では現地時間12日水曜午前4時すぎから2本ある滑走路の両方を閉鎖して除雪作業を行っています。

このため、発着する午前中のすべての便で、欠航や大幅な遅れが出ており、12日午前11時現在、道内を発着する合わせて124便が欠航、または欠航が決定しています。

また、北海道内では大雪のため交通事故のほか、電柱が折れたり、電線が切れたりする被害が相次いでいます。

釧路市の市街地や、知床半島の羅臼町などでは除雪車や建設用の重機が出て、道路の除雪にあたり、店舗の従業員や住民などが雪かきに追われていました。

さらに、北海道広尾町の職員は午前中から1人暮らしの高齢者の自宅を訪問し、安否を確認するとともに雪かきを行っています。

今回降った雪は湿気を多く含み重量が増していることから、1人暮らしの高齢者にとって雪かきは大きな負担となっています。

なお、気象庁によりますと、13日木曜は北日本と東日本の上空にさらに強い寒気が流れ込み、14日金曜にかけて広い範囲で大雪となる見込みで、NHKは14日の朝までの24時間に北陸と新潟県、近畿で最大80センチの雪が降る見込みだと報じています。

さらに、北海道付近は気圧の傾きが非常に大きくなり、活発な雪雲の流入により断続的に猛ふぶきとなる恐れがあることから、木の小枝が折れたり、建付けの悪い看板などは飛び始める危険が出てくるため、車の運転にも慎重な運転が必要になるとして注意を呼びかけています。

 


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