沖縄県、コロナ警戒レベルを引き上げ 米軍の外出禁止延長要請も
1月 20, 2022 21:34 Asia/Tokyo
沖縄県の玉城デニー知事は20日木曜記者会見し、新型コロナウイルスの感染警戒レベルをレベル2(感染流行期)から「レベル3A(感染まん延期)」に引き上げたと発表しました。また、米軍基地関係者の外出禁止措置の延長も同日中に日米両政府に要請する方針です。
沖縄タイムスによりますと、玉城知事はまん延防止等重点措置の延長についても、週末の感染状況を検討して政府への要請を判断すると述べました。
玉城知事また、「爆発的な感染拡大は収まりつつあるが、感染が20代中心から子どもや重症化リスクの高い高齢者を含む全世代へ拡散し始めている」として強い警戒感を示しました。
沖縄県内では、新規陽性者に加えて、病床使用率、重症病床使用率とも50%を超えています。
県内での感染爆発の発端となった米軍基地については、外出禁止期間の延長や日本側の感染対策に沿った措置の徹底を求める方針です。
現在、在日米軍には10日から14日間、施設外での行動は必要不可欠な活動に制限されています。沖縄県は基地内の感染拡大が収まるまで外出禁止を求める方針です。